フランスからお便り

このブログは日本語で書いていいるし、基本的に対象は日本人。
もちろん、日本在住である必要はない。
いや、正確に言えば、日本語が読めさえすれば国籍/人種は問わない。
そんな中、なんとフランスはコニャックの方からメールをいただいた。
http://blog.cognac-expert.com/
初投稿が去年の12月なので、割と最近始められたようではあるが、コニャック地方発で英語のブログ。
Wordpress というブログソフトで作られている。(実は私も乗り換え検討中)
もちろん、検索で見つけられたのだとは思うが、日本語のページなのになぜ?と思ったら、その昔5年ほど日本にいたそうな。
で、曰く、日本のコニャック文化についてブログ記事を書いてくれないか?と言われたので書いてみたのがこれ

Cognac in Japan: Bars, strong Yen and rich businessmen


この記事が世界にどう取られるかはわからないが、ネットでの情報発信はまさに世界中が相手だと痛感。
英語の記事も書いていく、または過去の記事の英訳を載せる事も考えようと思わせられた。

Remy Martin subZERO

これはコニャックの銘柄ではなく、飲み方。
なにやらRemy Martin VSOPのボトルに付いて来た小さな紙に書いてあった。

「フリーザーで冷やして飲む。
 レミーマルタンVSOPの新しい飲み方です。」
だそうな。
本家にも載っている
http://www.remy.com/the-aromatic-heart-of-cognac/how-to-drink-remy-martin.php
一般的には、常温で立ち昇る香りを楽しむものとされているコニャック。
冷やせばそれだけ香りの立ちが悪くなる。
なので、それってどうよ?と思いながらも試してみる事に。
それ用にとボトルに付いて来た小さなグラスに入れて冷やしてみた。
ちょっと温度が低かったのか、シャーベット状に固まってしまった。
つまんで「食べて」みると、予想通り香りは乏しい。
逆にアルコール感は薄れる。
なので、デザート等にはいいのかも。
で、これを室温に放置して溶かしてみると、確かにスッキリ。
意外と侮れない。
コニャックでハイボールと同様、飲み口も軽く、クイクイいける感じ。
風呂上りにも爽やか。
もちろん、香りの立ちは弱くなるが、これはこれでありかも

ユーロ安

円高と言われるようになってから久しい。
前回書いたときで、ユーロ/円が135円程度。今は121円程度なので、約半年でさらに1割ほど円高。
そこでまたまたお気に入りのジャン・フィユー トレヴュー価格調査
ECHIGOYA
 6,690円
ワインパーフェクト
 6,980円
信濃屋
 7,580円
ヒグチワイン Higuchi Wine
 8,500円
となっており、前回とほとんど一緒。少なくとも下3店は同じ価格。
この辺の価格はユーロ/円が150円程度のときに設定された価格なので、非常に高く感じる。
一度値上げしたものは、なかなか値下げしにくいのだろうが、こんなことではいつまでたっても国内消費は進まない。
政策的にも円高メリットを国内に反映するような行動を取ってほしいものだ。

第三回 国際コニャックサミット

2年前にスタートしたコニャックサミット。
http://cognacfan.com/article/71340183.html
http://cognacfan.com/article/71719884.html
遅ればせながらフランス食品振興会のメルマガで
今年も開催された事を知った。
同記事によると、”第一回では、世界のベスト・セラーになり得るコニャックベースのカクテル「サミット」を考案し、昨年はコニャックの多彩なアロマを定義した”のだそうな。
そして”三回目となった今年は、歴史的遺産としてのコニャックベースのカクテルを見直すことがテーマとして取り上げられた”のだそうで。
やはり基本はカクテル。
そうでないと商業的に見合わないのだろう。
ただ、少し去年の「アロマの定義」が気になったので調べてみた。
http://www.cognac.fr/cognac/_en/4_pro/index.aspx?page=communiques_presse&id=1501
Developing the 21st Century’s Cognac wheel of aromas
In the course of the Summit, the group will spend three days absorbing each and every aspect of Cognac, and participating in several workshops :
・Developing the 21st Century’s Cognac wheel of aromas with Jean LENOIR, world-famous creator of Le Nez du Vin, and chemist Hubert RICHARD. Particularly, the aromatic proximity between wine and Cognac will be explored.
・Identifying the best glass in which to enjoy the world’s finest eau de vie.
何やら、化学者を呼んで21世紀のコニャックアロマホイールを作り出すとのこと。
また最適なグラスを見つけ出すともある。
どうもこれらが普及につながるとも思えないので、ピンと来ない。
来年はもっと実のあることが出来るように提案でもしてみよう。

コニャックでハイボール?

最近ずいぶんハイボールが流行っている。
基本的にはウィスキーの炭酸割りである。
ウィスキーの売上を伸ばしたかったサントリーが、食事中や1次会からウィスキーを飲んでもらうために、あちこちで宣伝しまくったものがどうやら効を奏した ということのようだ。
コニャック関連でサントリーと言えば「ブ ランデー、水で割ったらアメリカン」。
これで当時サントリーVSOPがどの程度売上を伸ばしたのかは分からないが、今回のハイボールは相当「角」の売上を伸ばしているであろう事は想像に難くない。

もちろん「角」以外でもハイボールなのであるが、CMの力は偉大である。
さて、そんな中、コニャックのソーダ割はどうであろうか?
一応コニャックソーダという名前はあるが、Wikipedia によれば、ウィスキーに限定されないようなので、コニャックハイボールというのもありではあるようだ。
あまり量を入れておいしくないとコニャックがもったいないし、炭酸だけ余っても処理に困るので、かなり微妙だったのだが、パンチの強そうなOTARD Napoleon(オタールナポレオン)で試してみた。

するとこれが結構イケる。
炭酸のさっぱり感もあり、グイグイ飲めてしまう。
もちろん「香りが…」などというカテゴリーの飲み物でなくなってしまうのは事実だが、適度に甘く、ウィスキーのハイボールよりも女性受けがいいかもしれな い(笑
これなら食中酒としてもありだろう。
Napoleon でなく、VSOPでも十分な感じ。

甘めのコニャックよりも、少しボディのあるタイプの方が向いている気もするが、CORDON BLEUとかだと、さすがにもったいない気もする。< br />

いや、それこそサントリーVSOPでもいいのではないだろうか?

「ブランデー、ソーダで割ったらハイボール」
ダメかな

コニャックバーが見当たらないワケ

日経ビジネスオンラインで、「紅茶チェーンが見当たらないワケ」という記事を見た。
曰く、
●紅茶はコーヒーと比較した時に、中毒性や味覚的、視覚的な強さで劣っている
●紅茶は「パンチが弱い」
●コーヒーは比較的短い時間と相性がいいが、紅茶はゆったりした時間を過ごすイメージ
これは、スコッチとコニャック(あるいはウィスキーとブランデー)にも当てはまりそう。
ま、「視覚的」にはほとんど差はないと言えるが。
そんな中で同記事では、スイーツとの組み合わせなど、時間的ゆとり性を逆手に取れば流行るのでは?と述べている。
その原理から行くと、スイーツバーとかチョコバーとかで、飲み物はコニャックというスタイルならありなのかも。
少なくとも、ケーキともっとも相性がいいのはコニャックと言えるだろう。
OLさん達が、仕事帰りや食事の後スイーツバーでコニャックとかはかなりキマってる感もあるがどうだろうか?

もらって嬉しいチョコレート

世の中の男性陣にとってはチョコ貰いイベントだけの意味であり、どちらかというとお返しを考えるともらいたくないような、少なくとも愛の告白とはまったくかけ離れてしまっているヴァレンタインデー。
そんな中、最近のチョコは1粒2~400円とか何やら意味不明な事になりつつある。
それは確かに職人が丹精込めて、一流の素材を使い作り上げたものではあるのだろう。
1箱100円のチョコと一線を画するものがあるも確か。
しかしながら一方で、失礼ながらこの手の高級チョコレートが個人的に食傷気味なのは否定できない。
しかも高級ワインのように、どこどこのだれそれが○○を使い作り上げました、というようなウンチクが必ずと言っていいほどについてくる。
味わう方としても、パクッと食べておいしい、と一言で終わってしまってはいけない雰囲気がある。
それで、どこそこのチョコはうまい、いやあっちのほうが上だ、などあるとどうも微妙。
コニャックブログなんぞを書いて評価もしている自分を棚に上げている気もするが、やはり個人的には一定以上の高級チョコはどうもありがたさ感が薄れてきている感が否めない。
お返しのことを考えると、もっと安いのでいいとか、くれなくて結構、くらいの感覚である。
そんな中、今回いただいたヒットチョコはこれ
Anthon Berg(アンソンバーグ)リカーアソート

何やらデンマーク王室御用達と言うことになっているが、そんな事はどうでもいいような、一目で酒好き用と分かるチョコである。
正確にはチョコというか、ウィスキーボンボンの一種というか、ウィスキーだけではないので、お酒入りチョコと言うか。
一つ一つがこのようにそれぞれのミニチュアボトルの形をしたチョコになっている。
コニャックは、Remy Martin VSOPCAMUS XO
他にはスコッチやラム、ウォッカなど世界中のお酒が様々。
シビアに評価すれば、コニャックがコニャックの香りを楽しめる出来かというと、それは微妙。
さらに言えば、ラベルに書いてあるものが本当に使われているかも微妙。
とは言え、しっかり酒質の差は楽しめる。
次はどれにしようかな、という楽しみも持てる。
しかもチョコ自身も充分おいしい。
さらに、価格的にも 1,680円と非常に手頃。
お酒が好きな人へのチョコなら、間違いなくこれで決まりだろう。
今からでも「ちょっと遅くなったけど…」と言って渡せば、並み居る高級チョコより高評価になるのは間違いなし!(無保証)
と言うか、これならヴァレンタインに関係なくても喜ばれるのではなかろうか?