Raymond Ragnaud Vieille Reserve
1.飲む前の香り
☆☆☆
2.口に入れたときの口腔から鼻腔に抜ける香り、味わいの広がり
☆☆☆
3.飲んだ後の口内に残る余韻
☆☆
4.グラスの残り香
☆☆☆
5.総合(幸せ度)
☆☆☆
Ragnaud Sabourin と同傾向で、味わいより香りの広がりが強い。また、Ragnaud Sabourin より少し軽やかな感じ。全体的には少し寂しいかも。
Jean Fillioux Reserve Familiale
1.飲む前の香り
☆☆☆☆
2.口に入れたときの口腔から鼻腔に抜ける香り、味わいの広がり
☆☆☆☆☆
3.飲んだ後の口内に残る余韻
☆☆☆☆
4.グラスの残り香
☆☆☆☆
5.総合(幸せ度)
☆☆☆☆☆
同社の Tres Vieux が25年程度熟成原酒のブレンドに対し、こちらは50年熟成とプロダクトライン上は1クラスしか違わないが、2クラス以上格上の感がある。香り、味わいの柔らかさ、深み、余韻、どれをとっても文句なし。Tres Vieux をさらにまろやかにかつ余韻を深くした感じで極めて幸せ度の高い逸品。
Hennessy Paradis
1.飲む前の香り
☆☆☆☆
2.口に入れたときの口腔から鼻腔に抜ける香り、味わいの広がり
☆☆☆☆
3.飲んだ後の口内に残る余韻
☆☆☆
4.グラスの残り香
☆☆☆
5.総合(幸せ度)
☆☆☆☆
Hennessy は単純に格が上がるとともに練れ感が上がる。XOクラスはさすがに、口に含んだ時の深みと香りの広がりがすばらしい。Paradis はそのままさらに柔らかくした感じではあるが、深みはそれほどでもない。マスマーケットを狙うためか、カラメルもそれなりに使っていようが、それはそれで嫌いではない。これまた幸せ感が強い。
Hardy Reserve de la Famille 1950
1.飲む前の香り
☆☆☆☆☆
2.口に入れたときの口腔から鼻腔に抜ける香り、味わいの広がり
☆☆☆☆
3.飲んだ後の口内に残る余韻
☆☆☆☆
4.グラスの残り香
☆☆☆☆
5.総合(幸せ度)
☆☆☆☆
これまたスゴい。グラスから広がる香りだけでさえ十分幸せに浸れる。口に含んで最初に広がる香りがこれまた Frapin に似ている。そのせいか複雑で深みのある味わいとなっており、余韻も長い。
※参考
FINE DE BOURGOGNE DRC 1979
1.飲む前の香り
☆☆☆☆☆
2.口に入れたときの口腔から鼻腔に抜ける香り、味わいの広がり
☆☆☆
3.飲んだ後の口内に残る余韻
☆☆☆
4.グラスの残り香
☆☆☆☆
5.総合(幸せ度)
☆☆☆☆
DRCとは、Domaine de la Romanee Conti。コニャックではないが、偉大なるロマネコンティに敬意を表して同じ基準で評価してみた。
とにかくトップノートの広がりがスゴい。ワインは飲んだ事がないが、少なくともこのフィーヌは鮮烈で甘い葡萄の香りを溢れんばかりに放っている。これが出来損ないのワインから出来ているとは思いにくい。一方、口に含んだ時の香り、味わいの広がり感は残念ながらコニャックの後塵を拝さざるを得ない。そもそもカテゴリーの違う酒ではあるので仕方がないとは言えるのだが。
という訳で、値段の割にコニャック派、ワイン派どちらから見ても微妙な存在である。
posted by つぅ at 00:13| 東京 ☀|
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