2008年03月26日

コニャックの色

基本的に蒸留直後の原酒は無色透明。これを樫の樽で熟成することにより褐色になる。
琥珀色とも表現されるその色は、つまり樽の材質や内側の焦がし方、熟成年数によって大きく異なる。
また、熟成年が短い物にカラメルで着色することも許されているため、色の濃い物が必ずしも長期熟成とは限らない。
また、新樽は色が濃く出やすい。Daniel Buuju Brut de Fut Royal 15 などは熟成15年と短いにも関わらず、ボルドーの赤ワインのような濃さだったりする。

しかし、適度な濃さのコニャックをリーデルのような美しいグラスに注いで光にかざすと、それだけで至福のよろこびに浸りきれるものである。


posted by つぅ at 00:05| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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