2008年03月01日

Bar Wodka Tonic, HELMSDALE

いつも気になっていた店2軒を探索。
Bar Wodka Tonic(バール ウォッカトニック)
以前行った六本木ヒルズ店の本店。ボトルの数が多そうで行ってみたのだが、すると以前の六本木ヒルズ店の店長さんが。六本木ヒルズ店は1月で閉店、西麻布に移転だそうな。(本店も西麻布だが)

とりあえず「香り深いものを」と言ったところ出されたのが Moyet XO(モワイエ XO)。以前飲んだのが Grande ChampagneBorderis だが、格がどうかは不明。確かに香りはすばらしいし熟成香も非常に心地よいが、味わいが寂しい。
その旨伝えると「普段いろいろ飲まれてるんですよね」と言われ、「そうなるともうお出しするものがないです」と言ってアルマニャックはどうですか?ハーフでお出しできますと勧められたのが、NISMES-DELCLOU 1930(ニーメデルクルー 1930)という70年熟成もの。ここにも書いたが、普段アルマニャックはほとんど飲まない。

これはトップノートから強いセメダイン臭、味わいも同様でかすかな葡萄の香りを探し当てるような感じ。マール(葡萄のかすとりブランデー)の癖を少し和らげたようなその荒々しさになじめなかった。

もう出すものがないと言われ、仕方がないのでこれまた気になっていた HELMSDALE へ移動。
HELMSDALE(ヘルムズデール)
サイトにあるよう、バーではなくスコティッシュパブ。そんな訳で、Wodka Tonic とはがらりと雰囲気が違う(当たり前)
実はエレヴァージュの吉田さんに○○が置いてあると言われて気になっていたのだった。○○というのは銘柄を忘れていたと言うこと。
今度は「味わい深いコニャックを」と言ったら「え?ブランデーですか?うちは見た通りスコッチばかりなんです」と。そう言いながらも、結構いろいろ出てきたが、どれも微妙な感じだったので迷っていると、「あ、これがあった!」と出てきたのが、
CROIZET Cognac d'Age Inconnu (クロワゼ コニャックダージュアンコンニュ)
アージュアンコンニュとは英語だと age unknown、わからないくらい古いと言う意味。
実際の熟成がどのくらいかわからないが、25年は超えてそうな感覚。開栓後結構たっていそうだったが、香り味わいともすばらしく、思わず笑みがこぼれる。
このところの表現を使うと、香りはすっきり、味わいはまろやかと言う感じ。総合で☆4と言えるハイレベル。


どちらの店もコニャック的には微妙なものの、落ち着けるいい店であったことは付記する。ちなみにどちらも複数の店員がいたが「コニャック」というと店長が呼ばれる状態と言うのもありがたくはあれ、寂しいもんだ。









posted by つぅ at 11:52| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | バー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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