2%までの加糖が許されているものの、必ずしも加糖しているものが甘口というわけでもない。
グラスに注いだトップノートが甘い香りでも口にするとピリリと辛口なものもある。またアルコールの刺激で辛さを感じつつも葡萄の甘さを感じる場合もある。 また、蒸留酒の強いアルコール度数になれていない人はどんなものでも辛口と感じるようだ。
大手どころで私の感じでは、ヘネシー、マーテルは甘口、レミー、カミュは辛口といったところ。一般的には熟成が進むと、よりまろやかに甘口になっていく傾 向がある。なのでヘネシーはVSOP→XOで辛口→甘口に。ところがレミーはVSOP→XOで甘口→辛口とう感覚。これは加糖の程度によるものだとは思 う。
ちなみにジャンフィユーはほぼニュートラルだが、どちらかといえば甘口と言う感じだろうか。
これは樽香をどっちに感じるかで変わると思います。
個人的にはオタールXOのほうが甘く感じますが、柔らかさと言う意味ではヘネシーXOです。
いずれにしてもオタールXOはヘネシーに比べ大分安いので、試してみてはいかがでしょうか?
コルドンブルーはコクがありますが、濃厚とか黒砂糖のような感じではないと思います。それでもラム好きの人には向いてると思います。
オタールXOは確かに黒砂糖のようなところはあると思いますが、「最高のコニャックのよう」という例えから期待されるものとはちょっと違うかもです。
また、他にも濃厚・黒砂糖系としては HARDY XO, HINE XO などありますが、やはり「最高のコニャックのよう」に近いのはコルドンブルーだと思います。