基本的には隔年発刊だったのが最近は年刊になったらしい。随分厚くなり591
ページ、3cm以上ある。
最初の一冊は随分昔に買った。20年以上も前のことである。ここのバックナンバーでは写真がなく特定できないが、たしか2000年版の色のようだった記憶がある。当然すでに手元にはない。当時はネットなど便利なものはなかったので、これを見ながら明治屋とかデパートの洋酒売り場でいろいろ見つけては、細々と買ってきたものである。
何を隠そう、このブログのサブタイトル「馥郁として醇雅なる味わい」は、当時この本に載っていたコニャックの広告コピーのパクリである。どこの銘柄かは既に記憶にないが、コピーそのものは結構気に入って使っていた。ここは非営利のブログなのでこの程度は許して欲しいが、著作権を主張される方がここを見ていたら是非連絡していただきたい。
こいつは初版から2007年版まで25冊全部寝室においとります。
初版は78年1月発行「洋酒1853点の徹底ガイド」とあり、80年版ー2400点、82−83年版3400点、84−85年4600点、86−87年6600点、87−88年(なぜか表示年式が変わった)7800点、89年8000点、89改訂版(酒税法改正のため半年後価格のみ変更された版が出た)、90年8700点、91年8850点、92年8900点、93年9100点、94年9250点、95年9100点(はじめて減)、96年9450点、97年9750点、98年10360点、99年11080点、00年12000点、01年12000点、02年12100点、03年12000点、04年12847点、05年12218点、06年12000点
で、ひさしぶりに隔年にもどって今回のものになるわけです。
84−85年版118ページに真栄産業株式会社のマーク・ロワ・コニャックの広告コピーで「馥郁として醇雅なる味わい」とありますねえ。
さすがですね>全巻
「馥郁〜」は84でしたか。というか前後にはないんでしょうか?
「真栄産業」も「マーク・ロワ」も現在は検索不能ですね。Marc Roi でしょうか。
マーク・ロワ(Roy)は97年版まで掲載されてますが、広告はその一年きりです。
各銘柄の解説ではシャトー・ド・トリアックで生産とあります。
シャトー・ド・トリアックはティフォン(Tiffon)が所有のシャトーらしいので、その別ブランドだったのかもしれません。