お店自体は休み明けということでほぼ満員。
で、何やら新しいものがあるということで挑戦(?)されたのが、Raymond Ragnaud Tres Vieille 1952(レイモンラニョー トレヴィエイユ1952)。
Raymond Ragnaud はグランドシャンパーニュのシングルヴィンヤードコニャックの作り手として有名。以前は Vieille Reserve を飲んだが、ちょっとさびしい感じだった。こちらも基本的には同傾向。香りは立派なんだが、味わいが今一つ。
そこで、定番の Jean Fillioux Reserve Familiale。やはり強烈、あまりに幸せ感が高い。香りといい味わいといい、そのバランス感といい別格である。
その後 PLANAT XO を飲んでいるとまたまた挑戦された。
今度は Ragnaud Sabourin Florilege(ラニョーサブラン フロリレージュ)。
これまたグランドシャンパーニュのシングルヴィンヤードコニャック。しかも普通はユニブラン(サンテミリオン・デ・シャラント)という葡萄のみで作るが、こいつは40%フォルブランシュ種が混ざっているという。
熟成は45年、度数も46%と高め。例によって香りはなかなかいい感じ。あまり期待せずに口に含むと結構広がる。どうやらこの手のグランドシャンパーニュシングルヴィンヤードものは熟成に非常に長い期間がかかるようだ。30年程度ではまだまだということなのだろう。
そういうわけで Ragnaud Sabourin Florilege は割といい感じだった。
小生は幼いころから酒瓶をながめるのが大好きで、現在は酒と酒の資料の収集が生きがいの一般人であります。
コニャックやアルマニャックの本も20点ほど集めました。
しかし、Raymond Ragnaud Tres Vieille に1929年ものがあるというのは初耳です。
見た資料ではすべて1952年ものになっていました。
初見は87年発行の Pocket Guide to Cognac & Other Brandies で、1952、50%とあり、それから20年近くたった最近の資料でもやっぱり1952年で50%になってますね。
ダムジャンヌに移したものを商品化してるんでしょうか。
この上級品の Heritage は1903年とした資料と1906年とした資料があります。
私は目白田中屋で Heritage を買いました。
木箱に入っていた紙片に
Elle sejourne dans nos chais depuis 1906
とありました。
実は根がしみったれなのでまだ封が切れないんです。
他にも封切のふんぎりがつかないのが
デラマン1959年グランドシャンパーニュ Bonneuil 村産、2001年瓶詰
ハイン1914年グランドシャンパーニュ、1958年ダムジャンヌ入り1987年2008本瓶詰
ヘネシーNo1、ラベルには容量も度数も書かれていない・・フランス語のコニャック本には
Non commercialise とある・・最低50年樽熟成のものをブレンドしさらに5年樽熟成したものらしい、貼られた証書には43度とある
などがあります。
日本コニャック協会の会員になれたら、すべてティスティングに提供したいと思ってます。
コメントありがとうございます。文面から察するにかなりのマニアのように伺えます。
Raymond Ragnaud は52年だったような気がしてきました。(修正しました)
何分にもいい気持ちになっての記憶であるため、結構あいまいです。
協会については、info@cognacfan.com宛てにメールをいただければ、アナログ方式(?)による申し込み方法をお伝えさせていただきます。
一度ご一緒できたら幸甚です。
メール送信に失敗したようなのでこちらに返信させていただきます。
実は、鯉沼商会とNe Plus Ultra宛の入会申込み書は目白田中屋にあったので持ってきてるんです。
でも自分用のファックスが無いのでどうしようかなーと。
だいたい携帯電話すら持ってないんですよ、いまどき。
しりあいには酒マニアがまったくいないので是非おちかずきになりたいですね。
現住所は板橋区成増です。
メールは届いております。
逆にこちらからのメールは届いてませんでしょうか?
(迷惑メールフォルダに入っているとか)
「メールを読む」をクリックすると「エラーが発生しました」の表示がでるので、受信のほうに失敗がおきてるみたいです、すいませんねー。