当初は実はグラスの問題だった。
勝手にリーデル・ソーヴィニョン・ブランだと思っていたのだが、若干小さいものだった。
別のバーで飲んでいた時、違うグラスに入れられ、あれ?今日は香りの立ち方が今一だな、と思ってよく見たら、少し小さめのグラスだった。(グラス自体はリーデル)
その後に上記のバーに行ったところ、やはりグラスが少し小さい。
で、よくよく確かめてみるとこれが違っていたので、すぐに注文してもらう事に。
比較するとはっきりわかるが、リーデル・ソーヴィニョン・ブランで飲む Grande Champagne はうまい。
ところが、またまた、上記の2軒を比べる時があって、同じグラス、同じ銘柄のコニャックであるにも関わらず、件のバーは香りの広がりが比較すると少し寂しい。
エレヴァージュの吉田さんは、湿度が違うというのだが、ワインと違ってコニャックがそれほど保存湿度に左右されるとは思いにくい。
雰囲気や気分でも多少のぶれはあると思うが、いつもそうなので、どうもコニャックの味わいを左右するファクターがまだあるに違いないのだが、突き止められずにいる。
一体何なのだろうか?
同じ コニャックで
味わってみたいです。
そんなに 違うものなのかしらん。
グラスでずいぶん変わりますよ
今度ご一緒しましょう
これは紅茶の話で恐縮なのですが、カップ(飲む容器)の違いは勿論、体調変化と気分のほかに重要なのが温度です。ここまではつぅさんのコニャックの話と大して差は有りません。しかし、これに加えて決定的なのが実は湿度。ダージリンの香りは繊細で雨の前、後の湿度40〜50%程度が最適なのです。故に、わたしが狙うのは秋に飲む夏摘みです。気温と湿度のバランスが良いからなのですが、ひょっとしたらコニャックの香り立ちも湿度と関係するのかも知れません。もしもお部屋に携帯型温度・湿度計をお持ちなら試してみてはいかがかしら?
なるほど、紅茶は湿度に敏感そうですね
コニャックがそうなのかは微妙ですが、このブログにもよく出てくるエレヴァージュの吉田さんも湿度じゃないか?と言ってます
ただ、エレヴァージュは窓を開けてることもあるし、通年でそれほど変化を感じないので、湿度のインパクトはまだ掴めないでいます
確かに携帯湿度計を持ち歩くのは興味深いですね
今度試してみます
リーデル社も自社ウィスキーグラスが最低と認めました。最高の評価をとったのはグレンケアンと白ワイン用。グレンケアンはさすが、すべての醸造所とブレンダーが使用していると誇るだけのことはあります。コニャックは同様に蒸留酒ですからグレンケアンが一個あれば足るかも。かなり安いし。
私の使ってるのは100均のスニフタと「匂」(グレンケアン型)を使い分けています。
わたしみたいに5tを入れる使い方では、スニフタの方がアルコールを飛ばす力が強く、いれた当初はアルコールで鼻がいたくなります。アルコールが適度に飛んだら次に香りが開きます。この辺は、ウィスキーでとワイスアップしてアルコール分を薄めて香りを開くのと似てます。
「匂」の方はそこまでアルコールが飛ばないので、液体の特性をそのまま生かして飲むのに使っています。
温度が高くなれば揮発量が増します。
アルコール割合が減れば、香味成分が溶け込める量を超え(飽和し)揮発量が増します。
従って、アルコールが飛べば、液温が高ければ、香が開きます。
コメントありがとうございます。
グレンケアンは初めて知りました。
確かに安いので試してみたいと思います。