2008年01月31日

甘口、辛口

コニャックの味わいを語る中で「 甘口、辛口」と言う指標は外せないだろう。しかしコニャックはボトル開栓時の香りから味わい、グラスの残り香と楽しめるステップが多いため、どの段階でど う感じるかというのが一筋縄ではいかない。日本酒の場合は、比重ベースの日本酒度や甘辛度があるが、コニャックにはそのような客観的指標はない。
2%までの加糖が許されているものの、必ずしも加糖しているものが甘口というわけでもない。

グラスに注いだトップノートが甘い香りでも口にするとピリリと辛口なものもある。またアルコールの刺激で辛さを感じつつも葡萄の甘さを感じる場合もある。 また、蒸留酒の強いアルコール度数になれていない人はどんなものでも辛口と感じるようだ。

大手どころで私の感じでは、ヘネシー、マーテルは甘口、レミー、カミュは辛口といったところ。一般的には熟成が進むと、よりまろやかに甘口になっていく傾 向がある。なのでヘネシーはVSOP→XOで辛口→甘口に。ところがレミーはVSOP→XOで甘口→辛口とう感覚。これは加糖の程度によるものだとは思 う。

ちなみにジャンフィユーはほぼニュートラルだが、どちらかといえば甘口と言う感じだろうか。



posted by つぅ at 00:09| 東京 ☁| Comment(7) | TrackBack(0) | 雑学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月30日

コニャックはよく眠れるA

以前、つうさまがお書きになられた
「コニャックはよく眠れる」のゆんバージョンです。

私は実は不眠症気味なのですが、
コニャックを嗜むと本当によい眠りに就けます三日月

コニャックを嗜んだ後は
そのグラスをすぐに洗わずに、ベッドサイドテーブルに置いてみてください。

ほんのり甘い香りが漂ってきます。
そのままいつしか眠りに入っているはず。

甘い香りが気持ちをリラックスさせてくれるからでしょう。
イライラや緊張が解けていき、香りとまろやかな口当たりで
ほろっとする。

「酒は百薬の長」という言葉があります。

「酒は百薬の長」とは中国古代の史書『漢書』から出た言葉ですが、
それぞれのお酒を飲むのに適した温度で、香りとコクを嗜みつつ、
ゆったりとした気分で飲めば、心を安らかにしてくれます。

大量にアルコールを飲む・・・のでは「酒は百薬の長」にはなりません。
むしろ「酒は百病の長」になってしまいます。

ですから少量。
味わい深いコニャックを少々・・・

リラックスアイテムに加えてみてはいかがでしょうか?

ここで話を蒸し返すようですが、
「グレープフルーツジュース×MARTELL CORDON BLEU」2:1を
適度に温めて・・・

どうしてもこれを広めたいゆんです(笑)
posted by 長月 at 14:31| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Jean Fillioux Star2000

先日加藤さん にコメン トをいただいた Jean Fillioux Star2000(ジャンフィユー スター2000)。 ここで安かったので、早速購入。なんとビロードの布袋に入ってちょっと高級そう。しかし袋から取り出してみると色合いはやや薄い。
ちょっと調べてみても熟成がどの程度かよく分からない。ここの値付けからすると、トレヴューとレゼルブファミリアルの間の設定。しかし感覚的にはト レヴューほどの香りの深みがない。20年弱の原酒をミレニアム記念として出したのではなかろうか?

Jean Fillioux Star2000

1.飲む前の香り
☆☆☆☆
2.口に入れたときの口腔から鼻腔に抜ける香り、味わいの広がり
☆☆☆☆
3.飲んだ後の口内に残る余韻
☆☆☆
4.グラスの残り香
☆☆☆
5.総合(幸せ度)
☆☆☆

期待感から評価は厳しいものになってし まった。ジャンフィユー特有の熟成香はあるものの、味わいの広がりはセプドール程度の感覚。すっきりしていてこれはこれで十分おいしくいただけるのである が、この程度では名家のミレニアム記念が泣くというものだ。

star2000.jpg
posted by つぅ at 01:37| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | テイスティング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月29日

2007年コニャック販売 過去最高

フランス食品振興会のメルマガを購読しているのだが、それによると標記のようなことらしい。

以下引用。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――
2007年コニャック販売 過去最高(コニャック事務局)
Expeditions de Cognac:2007 : une annee remarquable(B.N.I.C.)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
コニャック事務局(B.N.I.C.)がこのほどまとめた統計によると、2007年度
(1-12月)のコニャックの販売量は、対前年4.1%増の442,291hl(純粋アルコー
ル換算、以下同)、1億5,800万本で、6年連続で前年を上回り、過去最高を
記録した。
出荷先ではアメリカ大陸と極東向けが伸びた。アメリカ大陸向けは特にアメリ
カ向けが好調の06年よりもさらに続伸し、対前年5.7%増の164,743hlを記録し
た。極東向けは、110,856hlで、販売シェアは25.1%。中でも中国が対前年
72.3%増の32,212hlと大幅に伸びており、イギリス(32,489hl)に迫っている。
シンガポールも、対前年6.4%増と伸びている。一方、欧州向けは、154,985hl
で、販売シェアは35%を占めるが、前年よりも減少した。
カテゴリー別では、熟成させたクラスのほうが、若いクラスよりも急激に伸び
た。若いクラス(VS、スリースター)は販売量の49.9%を占めているが、前年に
対して2.1%の伸びであるのに対し、熟成させたタイプである高級クラスは合計
で販売シェアは11.4%であるが、前年に対する販売の伸び率は、XOが8.8%増、
その他高級クラスが19.7%増と大幅に伸びた。
(Les Statistiques Cognac de la Region delimitee(B.N.I.C.),07年12月)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――

だそうな。2006年も増えたはずだが、2007年も順調らしい。とはいってもほとんど文中にもあるように、中国バブルによるものなのではあるのだが。

日本はどうなんだろうか?


posted by つぅ at 21:16| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月27日

大手VSOP飲み比べ

先日、トレーダーズバー モルターリブスで開かれたトレーダーズミーティングに参加した後、Hennessy V.S.O.P. Privilege(ヘネシー V.S.O.P プリヴィレッジ)が入ったということで、VSOPの選択肢は他に、Remy Martin, Camus, Otard, Frapin と揃ったこともあり、Frapin 以外の4つを全部飲んでみた。

そもそもヘネシーのVSOPは、XOに比べてあまりに弱いイメージという過去の記憶があって、最近は全く口にしたことがなかった。同店の在庫に勧めたのは、ヘネシーの営業が来たとき一本もないというのも寂しいだろうからVSOPくらい置いておいたら?という後ろ向きな姿勢からだった。

Remy Martin, Otard が置いてあるのは、ここにも書いてあるとおり、私がそれなりに気に入っているから。

さて、このときまでに飲み放題でビールやワインをそれなりに飲んでいたので、評価は例によっていい加減といいつつも、どうもヘネシーが思っていたよりうまい。香りの立ち方はレミーより上に感じた。Privilege とついたものは昔のVSOPとは違うのだろうか?ちなみにヘネシーには Fine Champagne 規格の上位のVSOPもあるが、これは別格。
ま、そういう点では Grande Champagne 規格の Frapin も別格と言っていいのでこの比較に入れていない。

そんな中、香りはヘネシー、レミー、オタール、カミュの順、味わいはレミー、オタール、ヘネシー、カミュの順と言った感じ。ただし上位3つは僅差と言ってよい。ま、ヘネシー、オタールは開けたばかり、レミー、カミュは開栓後半年以上の上、もう残り少ない状態だからフェアではないとも言えるのだが。

そう、次は Martell V.S.O.P. をいれてもらおう。
posted by つぅ at 22:22| 東京 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | テイスティング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月25日

コニャックとフレンチブランデー

お勧め記事を書いていて(というか値段を調べていて)気づいたが、ディスカウ ントショップなどでたまに1,000円程度の "Napoleon" を見かけたりする。しか もラベルには "French Brandy" とか、"Pure Grape Brandy" とか書いてあった りする。

これらは残念ながら「コニャック」ではない。基本的な違いは葡萄の生産地であるが、中にはコニャック地方の葡萄を用いながらもAOCを満たさないために 「コニャック」を名乗れないで販売されているものもある。

一般的には、妙にアルコールっぽかったり、単に甘いだけだったりするが、必ず しも悪いものばかりというわけでもない。個人的には学生時代など結構愛飲した りもした。それなりにブランデーというものを味わうことは出来る。

しかし比べてしまうとその差は歴然なので、このブログを読んでいるくらいなら 是非ともコニャックを試していただきたい。

posted by つぅ at 00:13| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月24日

初めての1本

最近あちこちでコニャックを勧めていることもあり、最初に買うならどれがいいかという質問をよく受ける。
しかしこれはその人の酒歴や嗜好によって左右されるため、実は結構難しい。もちろん予算によっても大きく変わる。

基本的には以前書いたこのあたりから選んでおくのが無難ではあるが、これでも種類が多すぎて選べな いという人も多いようだ。

そこで入門用に可能な限り絞ってみた。

●蒸留酒のストレートを飲みつけていない人、または強いお酒はちょっと苦手な女性
 →Remy Martin V.S.O.P.(レミーマルタン VSOP)
柔らかく、香りも華やかで甘い口当たりのこのお酒なら、普段強いお酒を飲みな れていない人でもきっとコニャックのおいしさを感じられるでしょう。値段も手 頃なので、最悪気に入らなかったとしてもケーキや料理に使えます。

●スコッチや焼酎などをロックやストレートで味わってる人
 →Jean Fillioux Tres Vieux(ジャンフィユー トレヴュー)
こういう人は、それなりにお酒というものが分かっているでしょうから、ちょっ と高めかもしれませんが、コストパフォーマンスがもっとも高いと思われるこの 1本。どこまでも広がる優しい葡萄の香りできっとコニャックの虜になるでしょう。

●ちょっと飲んでみたいだけなので、できるだけ安いもの
 →OTARD V.S.O.P.(オタール VSOP)
ちょっと微妙ではありますが、2,000円クラスだとこれでしょう。もっと安いも のも中にはありますが、あまり変なものではコニャックが嫌いになってしまいます。

posted by つぅ at 00:14| 東京 🌁| Comment(2) | TrackBack(0) | お勧め銘柄 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月22日

コニャックはよく眠れる

ほぼ毎晩寝酒にコニャックを飲んでいるということもあるが、私自身は夜眠れないということがほとんどない。なので、この情報自体は私の回りに勧めてみた結果からの伝聞ということを一応断っておくが、基本的に果実酒であり甘く、豊かな香りのもたらす沈静効果やアルコールによる催眠効果で、気持ちよく眠りに陥れるようだ。

ただし、不眠症など重度の場合は、頼りすぎるとアルコール依存症にもなりかねないので、しっかりした自己管理が必要であろう。
posted by つぅ at 20:28| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月21日

コニャックのヴィンテージ

ワインなどにはよくある「ヴィンテージ」。1972年もの、というような単一年産を意味する。シングルモルトでもよく聞く言葉であるが、実はコニャックにはあまりない。

コニャックの場合は各メーカーとも極力伝統の味を守るために、多くの原酒をブレンドして、均一な味わいを作ることに神経を注いでいる。
年による葡萄の出来による差を吸収するため、例えば20年ものと言うときも15年から25年熟成の原酒から去年の味と同じ物を作り出す。
これが各メーカーの「マスターブレンダー」の腕にかかっている。

ただし、中にはヴィンテージ物を出しているメーカーも多少はある。
このうち、特定年の蒸留後原酒をイギリスに運び、テムズ川沿いの倉庫で熟成した物は「アーリーランデッド」と呼ばれる。
ブレンドしていないために味わいのシンプルなところが特徴的。また毎年作っているわけではないため、特定年の物しかない。
posted by つぅ at 02:18| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 雑学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月18日

コニャックは単調なのか

スコッチなどはスモーキーだったり薬草っぽかったりいろいろな方向性がある。これは普段飲みつけなない人でもそのくらいの差は十分わかる。

一方、ブランデー(コニャックに限らず)を飲みつけない人にとってはどれもほとんど同じように感じるようだ。特にストレートを飲みつけない人にとっては、40度という強さだけで、もう味など全くわからない、という事になってしまうらしい。
そういう人からすれば、VSOP だろうが、XOだろうが、いや、コニャックだろうが国産ブランデーだろうがほとんど差がないと言うことになるようだ。

確かに葡萄の蒸留酒というカテゴリーは麦の蒸留酒に比べて味わいのブレ幅は小さいものなのであろう。
posted by つぅ at 01:17| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月16日

ユーロ高の影響

このところユーロ/円レートが大分ユーロ高に振れている。フランスからの輸入品であるコニャックも当然のように影響をうけ、ネットでの価格も1〜2割ほど上昇している。

例えば Jean Fillioux Tres Vieux など、以前は安いところだと5,000円を割っていたが、今では6,000円前後になってしまっている。いや、酒質からすればまだまだ安いと言うかお買い得ではあるものの、同じ中身のものが値上がりして行くのはなんとなく忍びない。

いや、ガソリンなどはもっと激しいのではあるが…
posted by つぅ at 00:27| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月15日

手作りグラス

先日知人のガラス作家、村山耕二氏から買ったサハラ砂漠の砂による手作りグラス。ステムも台座も一体整形で出来ている。またカットグラスとは違って屈折光が柔らかく美しい。リーデルと比較するのは意味がないが、美しいグラスで飲むコニャックはまた格別である。

村山氏は、サハラ砂漠の砂をモロッコ大使館公認で8t(トン)持ってきたり、紀元前のガラス作成法を再現したり、DASH村でガラスの指導も行っていたりと精力的な活動を行っている作家である。

以前から氏にグラスを作ってもらいたいと思っていたが、先日たまたま仙台に行った折、氏の個展で写真のグラスを見つけ、オーダーメイドが出きるまでと思いひとまずこれを入手。これよりステムを長く、ボウルを深め、ガラスは白瑠璃という感じで頼んできた。どんなものが出来るだろう?

murayamaglass.jpg
posted by つぅ at 00:07| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月13日

HINE XO

今回はHINE XO(ハイン XO、リンクは微妙に別物)。
ハイン社はネゴシアンとよばれる自社畑を持たず原酒を買ってきて熟成、ブレン ド、瓶詰めするメーカー。このXOは Grande Champagne, Petite Champagne か らなる Fine Champagne。

HINE XO

1.飲む前の香り
☆☆☆
2.口に入れたときの口腔から鼻腔に抜ける香り、味わいの広がり
☆☆☆☆
3.飲んだ後の口内に残る余韻
☆☆☆
4.グラスの残り香
☆☆☆
5.総合(幸せ度)
☆☆☆

以前、Napoleon と Extra は飲んだことがあった。Napoleon は甘いだけで寂し い感じ、Extra はスッキリ上質で幸せな感じだったため、色やボトルの形状から しても Extra に近いものを想像(期待)していたが、どちらかといえば、Napoleon に近くやや濃厚な飲み口で、純然たる Grande Champagne のようなピシッっとした感覚はないが、しっかりとした適度な甘さ感がコニャックの王道を行っている感じではある。

hinexo.jpg
posted by つぅ at 23:35| 東京 ☀| Comment(3) | TrackBack(0) | テイスティング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月11日

格付けの補足

昨日の格付けは法律で定められたもの。昔はおおむねそんなもんだったが、最近はそれ以外にも各メーカーそれぞれがいろいろな呼び方を付けている。主なものとしてはこんな感じ。

・Tres Vieux(トレヴュー)
・Extra Vieux(エクストラ)
・Vieille(ヴィエイユ)
・Réserve(レゼルブ)
・Réserve Familiale(レゼルブファミリアル)
・Réserve de la Famille(レゼルブドゥラファミーユ)
・Selection(セレクシオン)
・Impérial(アンペリアル)
・Suprème(シュプレム)

この中で英語から類推できないのは Vieux, Vieille くらい。どちらも「古い」という意味。またこれらが組み合わせで使われるものも多い。
いずれも、大抵はXOより上のクラスで、いかにも古くておいしそうな名前を付けるためにいろいろ考えられて出来たものだろう。

こんなあたりも薀蓄としてはそれなりかも。
posted by つぅ at 00:54| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 雑学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月10日

熟成年数による格付け

コニャックには、昨日の Napoleon 以外にも熟成年数(正確には compte:コント数)による呼称が法律で定められている。

・☆☆☆(スリースター)
 compte 2 以上

・VSOP(Very Superior Old Pale)
 compte 4 以上

・Napoleon, XO (eXtra Old), Extra
 compte 6 以上

そう、なんと Napoleon 以上はすべて同一で細かい規定がない。一般的には上記の順で古くなっていくが、それはメーカー任せと言うこと。したがって、A社のXOはB社の Napoleon より若いということもあり得る。

ただしこれらもブレンドする最も若い原酒の最低熟成年数であり、一般的にはXO,Extraなどとなると20〜50年は当たり前という感じである。
posted by つぅ at 01:52| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月09日

Napoleon とは

ブランデーといえば Napoleon(ナポレオン)というくらいこの呼び方は有名であるが、もちろんコニャックの場合は厳密な規定がある。

基本的には熟成の長さを表しているもの。
コニャックの場合、収穫した葡萄をただちに発酵させワインとし、次の年の3月末までに蒸留、熟成開始しなければならない。その4月1日〜3月31日までの熟成酒を Compte 0(コント0)と呼び、以降1年ごとに Compte 1, 2, ... と上がっていく。

ちなみにコニャックとして販売できるのは、Compte 2 以上と言う事になっている。
そして問題の Napoleon は、Compte 6 以上のものに使ってよい名称と言う事になっている。つまり6〜7年熟成のものということ。

法律上はブレンドする最も若いものがこれを満たしていればいいという事で、実際には、もっと古い原酒を使っているものが多いようである。
というか、コニャックの場合、6〜7年の熟成はかなり若いと言っていいだろう。
posted by つぅ at 00:57| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月07日

Grande Champagne の特徴

コニャック地方の一等地である Grande Champagne(グランドシャンパーニュ)。ワインと違い Grand Cru(グランクリュ:特急畑)というような正式分類はされていないが、銘柄によっては1er Cru(プルミエクリュ:1級畑)と併記しているものもある。その土壌は石灰質で水はけが良い一方、乾燥時にも地中深くの水分を表面まで運び、コニャック用の葡萄育成には最適とされている。

ここの葡萄はより熟成に時間を要するがその繊細な香りを特徴としている。したがって、コニャックもその特徴を遺憾なく発揮、多くのメーカーの最上級品は大抵 Grande Champagne の葡萄のみが使われており、その場合もちろんラベルにGrande Champagne の記述が許される。

上記のように熟成は遅いが、20〜30年熟成した Grande Champagne コニャックは、すっきりとした上品な香りや深い味わいを楽しめるものとなる。50年といった長期熟成物にもへこたれない強さがあるが、逆に言うと、若い(10〜20年熟成)Grande Champagne コニャックは、どうしても熟成不足の感が否めないものが多くなりがち。
posted by つぅ at 02:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月05日

エレヴァージュ詣で

仕事始めの後、大発会後のトレーダーたちの待つ、私もコニャックアドバイザーを勤める Bar “mortalibus”へ。
推奨した Domaine Frapin Vieille Grand Champagne(ドメーヌフラパン ヴィエイユグランドシャンパーニュ)と OTARD V.S.O.P.(オタール VSOP)が増えている。
なんだかんだで、コニャックの飲みどころをそろえているバーとしては都内でもかなり上位といってもいいのではなかろうか。

で、その後久しぶり(でもないか)にエレヴァージュへ。
もう閉店も近い中、帰りそうなお客さんが一人だけ。(いつもすいません、吉田さん)
そんな中、以下の3杯。

Pierre Croizet XO (ピエールクロワゼ XO)
ファンボア主体の軽めだが香り豊かな味わい

Delamain 1973 (デラマン 1973)
同じ銘柄でイギリス熟成(アーリーランデッド)とフランス熟成があるが、飲んだのはフランス30年熟成。(ちなみにイギリス熟成も置いてある)
デラマンらしく辛口。やはり味わいの深さが寂しい。

Hardy 1950 (ハーディ 1950)
グランドシャンパーニュ葡萄の熟成感をしっかり味わえる50年もの。すっきりした甘さでブレンドの妙味を味わえる。必ずしもノーカラメル、ノーシロップがいいというわけではない事を確認させてくれる。

それと、ポールジローのスパークリングジュースを飲ませてくれた。
葡萄というより焼きリンゴや桃の甘い味わいで、普通においしい。
これが蒸留されるとどうも寂しい感が否めないから不思議だ。

エレヴァージュでは、なにやら今年もいろいろ種類を増やしてくれるそうな。意味不明なオールドボトルではなく、本当においしい物をそろえてくれるのが素晴らしい。

一人でも気軽に行ける店というか、一人のほうが望ましいくらいの感じの店なので、いろいろなコニャックを試して見たい方には是非お勧めのバー。

posted by つぅ at 15:32| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | テイスティング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月03日

正月にあうコニャック

クリスマス版をやったので、なんとなく正月も。

いや、そうはいうものの、はっきり言っておせち料理にコニャックはあまり合わない。もちろんコニャックは食後酒なので、料理に合わせる必要はないが、かまぼこやお雑煮の後ではどうも冴えない。

ま、新年の挨拶でちょっと出すという程度だろうか。
それさえも日本酒でないとカッコつかないような…

しいて言えば、ボトルがちょっと派手めなレミーマルタンXOあたりだろうか。
いや、クリスマスもレミーだったが、別に特別好きなわけではない。多分その派手なイメージがイベント向きなんだろう。
posted by つぅ at 01:16| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月02日

12月のアクセス解析

10月に比べ倍増した11月からさらに4割ほど増えている。ページビューは約2倍となっていて、単にたどり着いたのではなく、興味を持っている(持った)訪問者が増えているようにもみえ、ありがたいとともに、益々いい加減なことは書けないと言う責任感も感ぜざるを得ない。

キーワードとしては、「コニャック」、「ブランデー」等普通の言葉が目立つ。以前はマニアックな銘柄が上位に出ていたものだが、より一般的な検索が増えてきていると言うことは、コニャックそのものの層が広がってきていると捕らえてもいいのだろう。
今年はいよいよ「シングルコニャック」の年かも!

訪問者数 ページビュー (カッコ内は11月)
2287(1670)  20217(10216)

1 コニャック  11.6% 310
2 田中屋  3.0% 81
3 cognac  2.9% 77
4 目白  2.4% 65
5 COGNAC  2.3% 61
6 XO  1.5% 39
7 ブランデー  1.3% 35
8 camus  1.2% 31
9 ジャンフィユー  1.1% 29
10 シングルコニャック  1.1% 29
11 飲み方  1.0% 28
12 Cognac  1.0% 28
13 コニャックファン  1.0% 27
14 NAPOLEON  0.9% 25
15 値段  0.9% 24
16 ナポレオン  0.8% 22
17 xo  0.8% 21
18 酒  0.8% 21
19 otard  0.8% 21
20 CAMUS  0.8% 21
21 価格  0.7% 18
22 COURVOISIER  0.6% 17
23 レミーマルタン  0.6% 17
24 Jean  0.6% 15
25 ヘネシー  0.6% 15
26 courvoisier  0.6% 15
27 Ne  0.6% 15
28 目白田中屋  0.5% 14
29 napoleon  0.5% 14
30 Plus  0.5% 14
31 Ultra  0.5% 14
32 Fillioux  0.5% 13
33 チョコ  0.5% 13
34 reserve  0.4% 12
35 VSOP  0.4% 12
36 FRAPIN  0.4% 12
37 extra  0.4% 11
38 カミュ  0.4% 11
39 fillioux  0.4% 11
40 トレヴュー  0.4% 11
41 Reserve  0.4% 11
42 バー  0.4% 10
43 Napoleon  0.4% 10
44 マーテル  0.4% 10
45 jean  0.4% 10
46 フランス  0.4% 10
47 フラパン  0.4% 10
48 ダニエルブージュ  0.3% 9
49 恵比寿  0.3% 9
50 銘柄  0.3% 9

posted by つぅ at 11:46| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする