お店自体は休み明けということでほぼ満員。
で、何やら新しいものがあるということで挑戦(?)されたのが、Raymond Ragnaud Tres Vieille 1952(レイモンラニョー トレヴィエイユ1952)。
Raymond Ragnaud はグランドシャンパーニュのシングルヴィンヤードコニャックの作り手として有名。以前は Vieille Reserve を飲んだが、ちょっとさびしい感じだった。こちらも基本的には同傾向。香りは立派なんだが、味わいが今一つ。
そこで、定番の Jean Fillioux Reserve Familiale。やはり強烈、あまりに幸せ感が高い。香りといい味わいといい、そのバランス感といい別格である。
その後 PLANAT XO を飲んでいるとまたまた挑戦された。
今度は Ragnaud Sabourin Florilege(ラニョーサブラン フロリレージュ)。
これまたグランドシャンパーニュのシングルヴィンヤードコニャック。しかも普通はユニブラン(サンテミリオン・デ・シャラント)という葡萄のみで作るが、こいつは40%フォルブランシュ種が混ざっているという。
熟成は45年、度数も46%と高め。例によって香りはなかなかいい感じ。あまり期待せずに口に含むと結構広がる。どうやらこの手のグランドシャンパーニュシングルヴィンヤードものは熟成に非常に長い期間がかかるようだ。30年程度ではまだまだということなのだろう。
そういうわけで Ragnaud Sabourin Florilege は割といい感じだった。